大アルカナ9番「隠者」のリーディング キーワードは「自己探求」
白ひげの仙人のような老人(あらゆる英知を得た老賢者)が山頂に立っています。
足元を見ると片足分のスペースしかないほどの頂きに立っているので究極の場所にいるということです。
ランタンは「六芒星」を表しています
(六芒星とはユダヤ教では神聖な図形として崇められています)
隠者(俗世間を捨てて隠れて生活する人)は絶対的な知識・洞察力・思慮深さを兼ね備えた悟りの境地に達した仙人のような人です。
隠者が教えてくれている事は他人の評価とか、世間体に惑わされるのではなくて自分を俯瞰(一段高いところからその問題をみる)してみると答えが分かると教えてくれています。カード
「0 愚者」のカードと「9 隠者」のカードは氷山がある
氷山があるのは78枚のカードのうち、この2枚のみ
愚者は危なっかしい感じ、今にも歩き出しそう
隠者は大地にしっかりと立っていて安定感や落ち着きがある
「隠者」のカードは自分の内側を見つめ直すことは自分探しの旅でもあると教えてくれています。
隠者の持ってる杖はワンドです
ワンドは=「火」を表していました。
ランタンも「火}です。
火が2つあると「卒業」という意味にもなります。
「現実世界を卒業する」と言う意味です。
また、「21 世界」のカードもワンド「火」が2つありますので「卒業」という意味もあります
火を灯す行為というのは、四大元素を操るということから自分と向き合って思考・感情・行動・環境を整えることで自分の願いを叶える事が出来て周りにも影響が与えられるという意味でもあります。
灰色の空・全体的な色と暗いイメージ・・・内面への道・孤独
修道士の服・・虚勢を張る必要のない状態を暗示
Contents
正位置の読み方
自分自身について俯瞰してみる事で自分が信じる道に誤りはないか、自分の能力は十分なのか信念に沿って歩んでいるかなど見つめ直す事で自ずと目標へ向かう道が見えてくる。
この時期は世間の評価等、周りの雑音を気にしないでコツコツと自分の知識や洞察力を磨いて自分の道を極めることに徹する。
その結果、状況が改善してあなたの望む結果を手に入れられることでしょう
キーワード
秘密や隠し事がある場合に出ることが多い
客観的な第三者の目で自分自身を見つめる事が必要
メンターを持つと上手くいく
物事を俯瞰してみる事が必要
- 絶対的な知識
- 洞察力
- 見落としがある
- 慎重に一歩ずつ歩んでいく
正位置が出た時の相手の気持ち
- 相手の気持ちを探っている
- 受け身でいたいと思ってる
- 表には出せないが好意を抱いている
逆位置の読み方
未熟な思慮のなさから肝心なところを見落としてしまいます。
他人が信用できずにアドバイスも求める事ができない結果、自分を見失い現実逃避に陥る傾向があります。
この時期は、細かいことにこだわらないで俯瞰して自分自身を見つめ直すように努力しましょう。
相手を尊重してアドバイスを求める姿勢も必要です。
キーワード
現実逃避しすぎている
反映なさすぎ
経験や知識が活かしきれていない状態
考えてばかりで行動が伴っていない
冷静ではなくなっている
偏屈になる
一人でいることに不安になる
- 未熟
- 虚実
- 現実逃避
- 視野が狭い
- 引きこもる
- 秘密がバレる・不倫がバレる
逆位置が出た時の相手の気持ち
- 今は心を開きたくない
- そっとしておいて欲しいと思っている
- 恋愛感情は持てない
逆位置がでたアドバイス
- どうしたらもっと自分を高められるか?
- 経験や知識を活かし消えていない原因はなにか?
(知識のある人、メンターや先生の意見を聞き入れて自分のものとしているか) - あなたにとって本当に価値のあるものは何か?
- 独りよがりになっていないか?
数字から読み解く
「9」は極数、極める、より高みを目指す
どんな数でも9を掛けた数を単数にすると必ず9に戻ることから、「必ず自分自信に戻っってくる」という意味があります。
ある数字に9をかけて、それを単数になるまで足していくと9になります
例)25×9=225
2+2+5=9
8×9=72
7+2=9
これは、原点に立ち返る事が目標であると教えてくれています
9=3+3+3
「3」は調和ですから
精神・肉体・魂の調和を取るためには自分を見つめ直すことが必要である
一言開運アドバイス
恋愛 | 正 焦らないで | 逆 少しずつ行動して |
仕事 | 正 低迷。原因を考える | 逆 だんだん目標や将来が見えてきます |
金運 | 正 長期的思考で | 逆 堅実にお金は使いましょう |
対人 | 正 目の前の人を大切に | 逆 人との縁を大切にする |
決断 | 正 今は決断の時ではありません | 逆 先が見えない場合は、もう少し待ちましょう |