大アルカナ2番は「女教皇」でキーワードは「バランス」です。
「女教皇(女際司おんなさいし)」は宗教組織の最も高い位にあり、深い知識と精神性をもっています。
「知恵と知性」・・人が持っている本能的な知恵とか直感に従いながら冷静に論理的思考で判断する能力
手にはトーラ(ユダヤ教の律法書)をもっていますが、最後の最後の一文字は衣の陰に隠れています。
これは「試練をくぐり抜けた人でないと宇宙の叡智は明かすことができない」という事なのです。
なぜかと言うと、女教皇は青い衣装(エジプトの女神イストの衣装)をまとって、ソロモンの神殿の左側の「ボアズ(陰)」と右側の「ヤキン(陽)」の間に腰掛けていいます。
その間にいる彼女は門番・第一関門であることから試練の象徴ということになります。
試練は本気になった時に必ず本気度を試されるものなので、ここで乗り越えるとナツメヤシ・ザクロのある「楽園」に行ける道が開かれるのです。
Contents
正位置の読み方
今、あたなに降りかかる試練は神からの本気度を試されています。
知性と賢明さを発揮して必ず乗り越える事ができるはずです。
キーワード
A・Bどちらにもなりうる
黙っていたほうが良い(秘密を守り抜く)
今が踏ん張り時
良い結果が得られる(学んだものが生かされる)
バランスがとれる
- 並外れた知性・賢明さ
- バランス感覚
- 洞察力
逆位置の読み方
試練に対して神経質になってしまい不満を態度に表してしまう。
自分の脳力を過信した為に、うぬぼれが強くなってしまう。
周囲から敬遠されて不運を招く事態になる。
バランス感覚を重視して責任ある言動をとれば正位置の状態になる
キーワード
感情的になりすぎる
神経質になりすぎる
自分のエゴによって上手くいかなくなる
バランスが崩れる
- うぬぼれ
- 神経質
- バランス感覚がわるくなる
- 不運
数字から読み解く
「2」は1がわかれて2になっている数字
「1」は陽の概念
「2」は陰の概念
このふたつが存在して互いに矛盾や対立をしている状態で片方が無くなれば、もう片方もなくなるということからAにもBにも転ぶ状況
一言開運アドバイス
恋愛 | 正 相手の立場で考える | 逆 相手をぞんざいにすると凶 |
仕事 | 正 チャレンジすると運気上昇 | 逆 神経質にならないように |
金運 | 正 お金の良い知識を得られる | 逆 今は、安定思考で行動しましょう |
対人 | 正 情報交換に吉がある | 逆 相手を変えることはできません |
決断 | 正 バランスよい決断を! | 逆 どんな決断も学びに変えて |